【エビデンス】オステオパシー手技を用いて、肺間質からのリンパ排液を増進する

こんにちは。

 オステオパシー手技療法(OMT)に関連するエビデンスについて、翻訳にかかわらせていただきましたのでご紹介します。今回は、論文の著者であるmichael Stenta 氏のご厚意で論文の全文翻訳と掲載の許可を頂きましたので皆さんのご参考になりましたら幸いです。

 オステオパシーは、現在、欧米先進諸国では医療として認められており、アメリカでは医師が施術にあたっており、日々、臨床と研究がおこなわれています。またその有効性をしめす論文が多数あげられております。日本では、残念ながらまだ医療としては認められておりません。いつの日か、日本でも医療としての選択肢の一つとして、オステオパシーが普及しますように活動していきます。

今回の論文は、【時間を稼ぐ : C o v i d – 1 9 患者における人工呼吸器の需要を潜在的に減少させるためにオステオパシー手技医学を使用すること】です。

https://osteopathy.gr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/covid-19-2.pdf

現在、日本においてオステオパシーは医療として施術をすることはできませんので、新型コロナウイルスに罹患した患者さんに対して施術をすることはできません(米国では医師がオステオパシー施術を行うため、NYにおいて、症状の緩和・改善のため施術を実際に施していると聞きました。臨床実験の数やケースにより実際にエビデンスとしてあがるかは、難しいと思います)が、今回の間質性肺炎に限らず、様々な症状・疾患の予防のため、背骨・肋骨・胸骨・横隔膜など、胸郭の動きをだし呼吸機能を改善し、リンパ排液を促し、自律神経を整えることで免疫システムのバランスを整えることはできます。予防医学として、オステオパシーを取り入れていただけましたら幸いです。

 

 

 

 

 

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