オステオパシーとは? オステオパシーは、アメリカ発祥の自然医学。身体に起こる様々な病気や症状に対して、医学的知識と検査により原因を割り出し、オステオパシー専門の手技により身体の構造(骨格・筋肉・筋膜・関節)と機能(血液リンパ循環・神経・呼吸機能)を整え、身体本来の働きを高め、痛み・不調を改善・予防させていきます。 オステオパシー施術の3つの原則 オステオパシーは、以下3つの考え方に基づき、手技を用いて、健康な身体へと導いて行きます ① 身体は、一つのユニット(繋がり)である オステオパシーでは、全身を一つながりと考えて治療していきます。身体の中で筋肉や骨は、単体で存在しているのではなく、必ず何かの器官につながっており、影響を受け、また与えています。症状は一つでも、筋肉・筋膜・関節・内臓・リンパ・神経など全ての器官とのつながりを視野にいれ治療していかないと本来の症状の改善にはたどり着けないのです。オステオパシーでは、全身を診て必要に応じて一人一人に合わせて治療していくことで、その人にとっての健康を取り戻すサポートが可能になるのです。 ② 身体は、自己治癒・自己防衛・自己調節機能を持っている 身体は、恒常性の維持(ホメオスタシス)という働きをそなえており、環境の変化にさらされても体の状態を一定に保つようになっています。暑くなれば汗をかいて体温を調整し、ウイルスが体内に入れば熱を出し、咳や鼻水により体外に排出しようと働きます。このように、人間の体は、自己防衛・自然治癒する力が備わっています。オステオパシーでは、このホメオスタシスの力を最大限活かせる身体にするため、全身を調整していきます。 ③ 身体の構造と機能は相互関係にある 身体は、構造(骨格や筋肉)が整い・機能(呼吸や血液循環)が滞りなく行われた時、健康な状態を保つことが出来ます。 現代の家に置き換えるならば、家の構造(骨組みや壁、屋根など)が外環境から身を守る役割を果たし、機能(電気・ガス・上下水道)により内環境を整え快適に生活が営むことが出来ます。人間の身体も、健康を維持する為には、構造と機能が整っている必要があるのです。 ◆ アメリカ オステオパシーの紹介動画です。