今年も、白百合小学校の方から、お声をかけていただき、3/12日に姿勢の授業を行ってきました。
昨年から担当させていただいておりますが、子供たちの吸収力の高さには驚かされます。 昨年は初めてということもあり、どこまで伝えたらわかってもらえるのか、実際に生徒たちの反応をみながら手探りに進めておりましたが、終わってみれば、そんな心配はする必要なく彼女たちは興味さえ持てば、恐るべきスピードで吸収していくことがわかったので、今年は内容もアップグレードさせ、いかに興味をもってもらえるかに焦点を絞り、授業をしました。
姿勢を整えることは、いくつになっても必要なことではありますが、早いにこしたことはなく、骨の成長と関節・筋肉の柔軟性から考えると小学生の内がベストになります。
姿勢+簡単な運動で筋骨格系の悩みも解消することが多いです。
私自身、小学生から中学生、高校生と成長期を迎える時、姿勢が悪く大学生の頃には慢性腰痛持ちになってしまいました。現在は姿勢を整え、ヨガによる運動療法でコントロールできていますが、姿勢を長時間崩すと鈍い腰痛がよみがえります。あの時、姿勢を整えていればと、今でも後悔しております。その当時「姿勢を正しなさい」といわれた記憶はありますが、なぜ正さなければいけないのか?を教えてくれた人はいませんでした。今回の授業では、なぜ姿勢を今、正すほうが良いのかを自分の身体と頭を使い、考え、実践してもらいました。
現代社会では、座る時間も増え、姿勢不良と運動習慣の低下が著しく、腰痛・肩こりを訴える人の年齢も下がってきている。今や、小学生も腰痛・肩こりで整形や接骨院に通っているのが現状だそうです。
姿勢と簡単な運動でほぼ解消するのに・・・・・・。
この授業をきっかけに少しでも身体の事に興味を持ってもらい、姿勢を整えていただけると幸いです。
今回もこのような機会をいただきました、白百合小学校の先生方、ありがとうございました。