【健康診断】筋骨格系の健康診断のススメ

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春になり、学生や会社員の方は必ず受ける健康診断。
本当にその項目だけで健康を維持できるのでしょうか?
勿論、血液検査や尿検査、大腸検査や胃カメラなど、命に関わる病気の発見には役立つと思います。
しかし、日々感じている身体の不調は肩こり・腰痛をはじめとした筋骨格系の不調ではありませんか??
また慢性的な筋骨格の不調が、血液循環の不良や呼吸系、神経系の乱れを招き、がんや成人病の入り口になるとしたら。。
今回は、この筋骨格系に焦点をあて、なぜ筋骨格系こそ健康診断を受けてほしいのか書きたいと思います。

そもそも筋骨格系とは何なのか

骨格を形成する骨・筋肉・腱・靭帯・関節・軟骨・その他の結合組織から構成されています。結合組織とは、簡単にいうと体内の様々な組織や臓器を支え結びつける組織をいいます。

女性の身体の悩みランキング

  • 【1位】肩凝り・腰痛がある(21.0%)
  • 【2位】太り気味(17.8%)
  • 【3位】視力の衰え・目がかすむ(14.9%)
  • 【4位】なかなか疲れが抜けない(14.5%)
  • 【5位】基礎代謝・新陳代謝が悪い(13.6%)
  • 【6位】内臓・皮下脂肪が多い(12.5%)
  • 【7位】便秘ぎみ(10.3%)
  • 【8位】足がむくむ(9.3%)
  • 【9位】頭痛がよくある(9.2%)
  • 【10位】寝つきが悪い・不眠ぎみ(8.8%)

30~70代女性は健康に関してどのような悩みを持っているのか?30歳以上の女性1万人を対象とした大規模調査で明らかになった(電通九州調べ「通信販売利用実態調査」2016)。
上記のランキングの多くは筋骨格系の不調から起こっているものが多く、通常の健康診断ではその原因を見つけることができず、ストレスですね、ゆっくり休んでくださいで終わってしまいます。本当にストレスが原因なのでしょうか?

姿勢の歪みと運動不足が主な原因

ランキングの多くは、正しい姿勢を知り実行すること(立位・座位ともに最適なポジションがあり、多くの時間を費やす姿勢を改善しましょう)、簡単な運動を日々に取り入れることで解決することができます。この姿勢を知ること、現在の自分のポジションを知ることがとても大切になっていきます。

姿勢の歪みは万病のもと?

なぜ姿勢の歪みが、上記ランキングのような身体の不調を招き、また万病につながっていくのでしょうか。人間が身体を健康に保つために必要なものとは何でしょうか? バランスの取れた栄養・スムーズな呼吸・淀みない血液リンパ循環・正常な神経系の働きではないでしょうか。栄養以外の呼吸・血液循環・神経系の働きは、姿勢しかり筋骨格系の最適な位置が大きく関わっています。
呼吸をスムーズに行うためには、脊柱(特に胸椎)と胸骨体・肋骨の動きが柔軟であること、またこれらを動かす筋肉群が柔軟であることが大切になっていきます。姿勢の歪みにより、脊柱の歪みや関節の可動性、筋の柔軟性を失うと呼吸機能も低下します。
良好な血液リンパ液循環の為には、血管リンパ管が阻害されることなく繋がっている必要があります。血管・リンパ管は筋・筋膜の間や関節の間など体中に張り巡らされており、姿勢の歪みによる筋・筋膜の緊張や関節の障害により著しくその機能を阻害されます。神経系のネットワークも同様です。長期に及ぶ虚血状態と神経系の圧迫により、肩こりや腰痛、頭痛など痛みにつながっていきます。
これらの機能の低下が、体温の低下および免疫系に影響を及ぼし、万病につながっていきます。

どうすれば改善できるか?

まずは正しい姿勢を知ることです。ご自身が最も多くの時間を費やす姿勢の最適な位置を知り、改善していくことです。座位の姿勢が多い方は(ほとんどの方がそうではないでしょうか)最適な座位の姿勢を知ることと、なるべく立ち上がる機会を増やしこまめに身体を動かすことです。以前ワシントンポストの記事にもありましたが、1時間の座位が22分寿命を縮めると言われるぐらい身体には悪いです。
また一定の教育を受けた、オステオパス・カイロプラクターや整骨・接骨院の先生がたにあなたに最適な姿勢や身体のクセや動きの低下した箇所を教えてもらい実行することが近道になるかもしれません。
特に痛みや不調がないならば、半年に一度ほどチェックしていただけると健康維持に役立つでしょう。
私はオステオパスなのでオステオパシーでの事しか言えないのですが、オステオパシーでは最適な姿勢はもとより、今までの姿勢のクセで動きの悪くなった関節、逆に動きすぎの関節を細かく分析し、手技により改善させていきます。またその人に必要な運動などを提案することも可能です。
しかし、最も大切なのはご自身で日頃の姿勢を気をつけて、身体を動かす習慣をつけることです

まとめ

日頃の身体の不調を改善するために、姿勢に気を付けて、簡単な運動習慣を身につけましょう。ご自身の姿勢や動きの低下した関節や歪み、緊張のある筋・筋膜を知るために、筋骨格系の健康診断をこそ受けましょう。お住まいの地域にいるオステオパス・カイロプラクターに相談すると近道かもしれません。また、近頃お子さんの肩こりや腰痛、身体がだるいといった症状が大変増えていますので、これから筋骨格が成長するお子さんこそ、最適な姿勢の位置を知ることが将来の健康につながると思いますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。

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